2025/06/26 16:26
暑くなってきて軽装になり、
腕元や胸元の石が目立つ、パワーストーンのメインシーズンとなって来ましたね。
お世話になっております、SURFY STONEです。
いくつかご質問をいただきましたので
今回はパワーストーンのブレスレットに使われるゴム紐のお話をさせてください。
(文中に現れるオペロン、シリコン等の用語は後述しますので、まずは読み進めてみてください。)
1)交換時期について
主に使われることが多いオペロンゴムですが、
基本的には「半年」くらいが交換時期、とされています。
水に濡れる機会があった、
夏の暑い時期にも着用した、
着脱の際に引っ張っている(コロコロ転がして着脱するのが正解です)、
など、使い方によっては交換期間はさらに早まります。
また、硬度があまり無い石など種類によっては孔の内側などに割れやひっかかりが出て、紐がささくれやすくなる場合もありますのでご注意ください。
私もマラカイト、ラピス、クリソコラあたりは高い頻度で紐を交換しています。あまりに頻度が多いようなら、シリコンゴムへの交換も検討しても良いと思います。
オペロンゴムの紐は、ささくれが出てきたらそろそろ交換時期だな、と思ってください。
※写真(ささくれ)

⬛︎ 当店で購入いただいた商品のゴム紐交換
【初回】当店への送料はお客様負担、お客様への返送料は当店負担、交換費用、ゴム紐料金は無料です。
【2回目以降】有償で承っております。商品ラインナップの中の『ゴム紐交換』でご依頼ください。
地元の石屋さんでもゴム紐の交換は対応してくれます。
大手石屋さんで1,500円程度、個人経営の石屋さんで600円+紐代くらいでやっている場合が多いです。
2)結び目について
ブレスレットの紐は石を通し終えたら固結びを数度行い、余りをハサミで切り落とします。
そして、最後にその結び目をパワーストーンの珠の中に隠し、完成となります。
使用中に結び目が出て来た場合は、結び目を引っ張って、珠の孔の中に戻し入れてください。
一番大きな珠に結び目を隠すことが多いですが、
ルチルなどのインクルージョン系水晶の場合は、インクルージョンが多い珠を狙って隠すこともあります(目立たないため)。
シリコンゴムの場合、結び目を珠の中に隠さない(隠せない)場合もあります。また、熱で圧着するパターンで溶着し、結び目自体が無い場合もあります。
※写真(結び目)

3)種類について
パワーストーンのブレスレットに使われる紐にはオペロンゴムとシリコンゴムがあります。
◆オペロンゴム
「いろんな色がある。伸縮性があって扱いやすく、石が飛び散りにくい。」
繊維状のゴムを束ねた紐で伸縮性に優れています。
ゴムの色の種類も豊富。
孔径にもよりますが、4重や2重で使用します。
ちょっとずつささくれて切れるので、切れた時に石が飛び散りにくいという特徴があります。
◆シリコンゴム
「無色透明。」
無色透明なゴムで、オペロンゴムより伸縮性がありません。
主に0.8〜1.0㍉を使うので、オペロンのように4重といった使い方ではなく、重ねずそのまま使うことが多いです(最大でも2重)。
紐が切れた時に石が飛び散りやすい、
結び目がほどけやすく固定しにくい、
結び目が大きくなる、いうデメリットがあります。
デメリットが目につきますが、
水晶みたいな透明な石をブレスレットにする場合、オペロンゴムだと良くも悪くも紐の色が影響を及ぼします。
「無色透明である」というのはデメリット全てを消し去るほどの大きな魅力なのです。
今回はパワーストーンブレスレットの紐の
「交換時期」「結び目」「種類」でした。
by SURFY STONE